2760.今日の植物(2243):ギムナレナ
今日の植物は、ギムナレナと言います。
ギムナレナは、キク科 Gymnarrhena属(ギムナレナ属)の植物で、この属には切手に描かれているGymnarrhena micrantha種の1種だけが分類されるという、1属1種の植物です。
ウイキペディアの情報によりますと、そのGymnarrhena micrantha種は、北アフリカから中東の地域を原産地とする植物で、細いロゼット状の葉を持っています。乾燥した石の多い環境に生息する植物で、有毒だという情報もありました。
花を3月から4月にかけて咲かせるのですが、地中にも花(underground flowerhead)を持ち厳しい生育環境の中で生き延びることができるのだという情報もありました。
この植物は湾岸戦争の後に、風で砂が飛ばされタールで覆われた環境でも生育できる数少ない種だとされ、また銅や鉛を含むスラグの上でも生育しこれらの重金属を吸収蓄積することができるともされていました。
写真です。
ギムナレナ・ミクランサ Gymnarrhena micrantha
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切手です。
ギムナレナ・ミクランサ Gymnarrhena micrantha
1983年 クウエート発行(普通切手)
ギムナレナは、キク科 Gymnarrhena属(ギムナレナ属)の植物で、この属には切手に描かれているGymnarrhena micrantha種の1種だけが分類されるという、1属1種の植物です。
ウイキペディアの情報によりますと、そのGymnarrhena micrantha種は、北アフリカから中東の地域を原産地とする植物で、細いロゼット状の葉を持っています。乾燥した石の多い環境に生息する植物で、有毒だという情報もありました。
花を3月から4月にかけて咲かせるのですが、地中にも花(underground flowerhead)を持ち厳しい生育環境の中で生き延びることができるのだという情報もありました。
この植物は湾岸戦争の後に、風で砂が飛ばされタールで覆われた環境でも生育できる数少ない種だとされ、また銅や鉛を含むスラグの上でも生育しこれらの重金属を吸収蓄積することができるともされていました。
写真です。
ギムナレナ・ミクランサ Gymnarrhena micrantha
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切手です。
ギムナレナ・ミクランサ Gymnarrhena micrantha
1983年 クウエート発行(普通切手)
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2759.今日の植物(2242):アトラクティリス
今日の植物は、アトラクティリスと言います。これで、7回連続してクウエートから発行された普通切手のセットに取り上げられた植物となります。
アトラクティリスは、キク科 Atractylis 属(アトラクティリス属)の植物で、The Plant Listでは31の種がこの属に分類されていました。
ウイキペディアの情報によりますと、この属の植物は広義の地中海地域(南ヨーロッパ、中東、アフリカ北部からカナリア諸島を含むとされていました)に自生する植物だということです。
ウイキペディアにもこれ以上の情報がなく、ネットで探したのですが、あまり良い情報を見つけることができませんでした。数少ない情報では、切手に描かれているAtractylis mernephthae種について、 Arava渓谷(イスラエルおよびヨルダン領の死海の南の地域だそうです)の砂地に分布する種だという情報がありました。
ということで、写真です。切手に描かれているAtractylis mernephthae種の写真はこのようなものしか見つけることができませんでした。(左)アトラクティリス・メルネフタエ Atractylis mernephthae
(右)アトラクティリス・グンミフェラ Atractylis gummifera
切手です。
アトラクティリス・メルネフタエ Atractylis mernephthae
1983年 クウエート発行(普通切手)
●一緒に発行されたセットはこちらです。⇒切手植物図鑑
2758.今日の植物(2241):プシリオスタキス
今日の植物は、プシリオスタキスと言います。引き続きクウエート発行のセットから取り上げています。
プシリオスタキスは、イソマツ科 Psylliostachys 属(プシリオスタキス属)の植物で、この属に分類される種は、The Plant Listでは3種のみとされていましたので非常に小さな属ということになります。
便りのウイキペディアでは、この属はイソマツ科に分類され、ヨーロッパロシア地域の南部、パキスタンおよびアジアの温帯地域を原産地とするという簡単な情報でした。
ネットで、切手に描かれているPsylliostachys spicatus種について調べてみました。それによりますと、この種は、ヨルダン渓谷から死海周辺の砂漠、草原地帯に分布しているようです。塩分の多い環境でも生育できるという特徴を持っているようです。4月から5月にかけてピンクの花を咲かせるという情報もありました。
この種は、Limonium spicatumという種と同義だとされています。Limonium と言いますと、同じイソマツ科でスターチスなどが分類される属です。同じPsylliostachys 属に分類されているPsylliostachys suworowiなどはRussian statice(ロシアスターチス)と呼ばれているようですので、いずれにしても、スターチスなどとは近縁のようです。
写真です。やはりネットから借用です。
プシリオスタキス・スピカツス Psylliostachys spicatus
切手です。
プシリオスタキス・スピカツス Psylliostachys spicatus
1983年 クウエート発行(普通切手)
●一緒に発行されたセットは、またまたこちら⇒切手植物図鑑
プシリオスタキスは、イソマツ科 Psylliostachys 属(プシリオスタキス属)の植物で、この属に分類される種は、The Plant Listでは3種のみとされていましたので非常に小さな属ということになります。
便りのウイキペディアでは、この属はイソマツ科に分類され、ヨーロッパロシア地域の南部、パキスタンおよびアジアの温帯地域を原産地とするという簡単な情報でした。
ネットで、切手に描かれているPsylliostachys spicatus種について調べてみました。それによりますと、この種は、ヨルダン渓谷から死海周辺の砂漠、草原地帯に分布しているようです。塩分の多い環境でも生育できるという特徴を持っているようです。4月から5月にかけてピンクの花を咲かせるという情報もありました。
この種は、Limonium spicatumという種と同義だとされています。Limonium と言いますと、同じイソマツ科でスターチスなどが分類される属です。同じPsylliostachys 属に分類されているPsylliostachys suworowiなどはRussian statice(ロシアスターチス)と呼ばれているようですので、いずれにしても、スターチスなどとは近縁のようです。
写真です。やはりネットから借用です。
プシリオスタキス・スピカツス Psylliostachys spicatus
切手です。
プシリオスタキス・スピカツス Psylliostachys spicatus
1983年 クウエート発行(普通切手)
●一緒に発行されたセットは、またまたこちら⇒切手植物図鑑
2757.今日の植物(2240):プリカリア
今日の植物は、プリカリアといいます。引き続きクウエートから発行された砂漠の植物のセットに含まれているものです。
プリカリアは、キク科 Pulicaria 属(プリカリア属)の植物で、The Plant Listの情報では76種を数える属だということです。
ウイキペディアの情報によりますと、Pulicaria 属の植物は、ヨーロッパ、アジアおよびアフリカ原産の植物とされています。この属の植物は、北アメリカではfalse fleabane(偽のムカシヨモギ?)と呼ばれているということです。
切手に描かれているPulicaria crispa種に関する情報がなく、他の種の情報をご紹介します。
Pulicaria odora:英語名はMediterranean fleabane。松林や砂地に見られ、葉は調理して食用となるそうです
Pulicaria dysenterica:英語名はcommon fleabane。Fleabane Tortoise Beetleというカブトムシの主要な食物だそうです。虫よけ効果を持っているようです
Pulicaria paludosa:英語名はSpanish false fleabane、名前の通りスペインやポルトガルに多い種で、カリフォルニアに持ち込まれそこで繁茂しているそうです
で、写真です。
(左)プリカリア・クリスパ Pulicaria crispa
(右)プリカリア・ディセンテリカ Pulicaria dysenterica
種小名のcrispaは「ちぢれた、しわのある」という意味ですが、葉の形状から?
切手です。
プリカリア・クリスパ Pulicaria crispa
1983年 クウエート発行(普通切手)
●一緒に発行されたセットはこちら⇒切手植物図鑑
プリカリアは、キク科 Pulicaria 属(プリカリア属)の植物で、The Plant Listの情報では76種を数える属だということです。
ウイキペディアの情報によりますと、Pulicaria 属の植物は、ヨーロッパ、アジアおよびアフリカ原産の植物とされています。この属の植物は、北アメリカではfalse fleabane(偽のムカシヨモギ?)と呼ばれているということです。
切手に描かれているPulicaria crispa種に関する情報がなく、他の種の情報をご紹介します。
Pulicaria odora:英語名はMediterranean fleabane。松林や砂地に見られ、葉は調理して食用となるそうです
Pulicaria dysenterica:英語名はcommon fleabane。Fleabane Tortoise Beetleというカブトムシの主要な食物だそうです。虫よけ効果を持っているようです
Pulicaria paludosa:英語名はSpanish false fleabane、名前の通りスペインやポルトガルに多い種で、カリフォルニアに持ち込まれそこで繁茂しているそうです
で、写真です。
(左)プリカリア・クリスパ Pulicaria crispa
(右)プリカリア・ディセンテリカ Pulicaria dysenterica
種小名のcrispaは「ちぢれた、しわのある」という意味ですが、葉の形状から?
切手です。
プリカリア・クリスパ Pulicaria crispa
1983年 クウエート発行(普通切手)
●一緒に発行されたセットはこちら⇒切手植物図鑑
2756.今日の植物(2239):ディプカディ
今日の植物は、ディプカディという植物です。引き続きクウエート発行の普通切手のセットに入っている植物です。
ディプカディはユリ科 Dipcadi属(ディプカディ属)に分類される植物で、The Plant Listでは変種も含めて45の種があげてありました。
(ただし、APGの分類体系ではキジカクシ科に分類されます)
ウイキペディアの情報によりますと、この属の植物はヨーロッパ南部からアフリカの広い地域、中東さらにはインド亜大陸まで分布しているということです。
この属の植物は小さな根茎から育ち、緑あるいは褐色の花を咲かせます。ユリ科の植物にあるように内側と外側に3つずつの花被片(見分けがつかない花弁と顎)を持ち、内側の花被片の先端は違った色になるものもあるということです。
切手に描かれているDipcadi erythraeum種は、食用になる植物で、民間の薬用植物としても使われているという情報もありました。
写真です。ネットから借用しています。
ディプカディ・エリスレウム Dipcadi erythraeum
●種小名のerythraeumは「赤い」という意味だったと思いますが、花の色を言っているのでしょうか?英語名はbrown (bell) lilyと「褐色のユリ?」とされているようです。
切手です。
ディプカディ・エリスレウム Dipcadi erythraeum
1983年 クウエート発行(普通切手)
●今回も、一緒に発行されたセットはこちら⇒切手植物図鑑
ディプカディはユリ科 Dipcadi属(ディプカディ属)に分類される植物で、The Plant Listでは変種も含めて45の種があげてありました。
(ただし、APGの分類体系ではキジカクシ科に分類されます)
ウイキペディアの情報によりますと、この属の植物はヨーロッパ南部からアフリカの広い地域、中東さらにはインド亜大陸まで分布しているということです。
この属の植物は小さな根茎から育ち、緑あるいは褐色の花を咲かせます。ユリ科の植物にあるように内側と外側に3つずつの花被片(見分けがつかない花弁と顎)を持ち、内側の花被片の先端は違った色になるものもあるということです。
切手に描かれているDipcadi erythraeum種は、食用になる植物で、民間の薬用植物としても使われているという情報もありました。
写真です。ネットから借用しています。
ディプカディ・エリスレウム Dipcadi erythraeum
●種小名のerythraeumは「赤い」という意味だったと思いますが、花の色を言っているのでしょうか?英語名はbrown (bell) lilyと「褐色のユリ?」とされているようです。
切手です。
ディプカディ・エリスレウム Dipcadi erythraeum
1983年 クウエート発行(普通切手)
●今回も、一緒に発行されたセットはこちら⇒切手植物図鑑